スペイン旅行記 その後⑦ スペインバル リベンジ
5月6日
GWLD。
最終日である。
今日は昨日のショックから、早々に立ち上がり、またもスペインバルを目指す事に。
というのも、昨日連れて行った店に友人が興味を持ったらしく、どうしても行きたい、と言い出したからだ。
友人がそこに行きたい理由の一つとして、私が話したその店員さんがあるのは間違いないと思うが、
それ以外にも行く理由は多数あるのだろう。
その店で出すスペイン料理が美味い、と話をしていたのも理由の一つかもしれない。
そう、そこで出される料理は本当に美味しい。
定番のパエリアやアヒージョ、生ハムなんかは素晴らしくビールに合うのだ。
前回は食べなかったが、魚介のパスタなんかも良いかもしれない。
スペイン料理というわけではないが、ここの料理が美味しい理由はおそらく新鮮な魚介類にあると思っている。
どこから仕入れているのかは定かではないが、多分新鮮だと思っている。
友人はワインも嗜むので、とにかくそのバルに連れて行ってくれ、とせがんでくるのだ。
昨日、その店が閉まっていたので、変わりに近くの居酒屋に行ったのだが、
そこがいつも行くようなチェーン店だったのもいけなかったのかもしれない。
私の舌は特にグルメというわけでもないので、どこへ行っても、どんな料理が出ても、
大抵が美味しいと感じるのを友人は知っている。
だからこそ、その舌が非常に美味しいと感じる店に行きたがっているのかもしれない。
全てが可能性だが、当たらずも遠からずといったところだろう。
さて、時刻は午後5時30分。
昨日の友人との会話で、「予約」という発想を得た私は、同時に「安心」という盾も得ていた。
当然、もう最寄り駅に到着していた。
ただ、友人からは一向に連絡がない。
一抹の不安を覚え、連絡してみたところ、電話に出ない友人。
安心の盾に罅が入ったところで、スマホが振動する。
電話にでると、「予約って8時だよね?」と意味不明な発言をする友人。
「18:00に予約した」と言ったはずだったが・・・。
午後6時というべきだったかどうかは、この際、もう考えるのはよそう。
友人が席に到着したのは19:30くらいだった。
既にほろ酔いの私である。