スペイン旅行記 アートな街バルセロナ

初めての海外旅行でスペインを選んだ理由はガウディ建築を見る為!出会った建物群の感想と旅行中の出来事を書いていきます!

スペイン旅行記 その後 ① お土産と時差

4月30日

 

スマホを見ると、「15:42」と表示されていた。

 

しばらくぼぅっとその画面を見ていたのだが、突然画面が真っ暗になってしまった。

 

どうしたのだ!?とあわてて電源ボタンを押すと、今度は「15:43」と画面に表示された。

 

スペインとの時差は確か8時間だったはず。

 

いや、7時間だったかな。

 

こちらのほうが遅いので、午後4時くらいなら、あちらでは午前9時ということになる。

 

ほぼ向こうの生活リズムどおりである。

 

時差7時間(8時間だったかな)はやはり、ちょっと治るまで時間がかかりそうだ。

 

かといって、別段、支障があるわけではないので、安心しきっている。

 

この状態がいけないとはわかりつつも、1日2日ではどうしようもないだろうと、高を括っているのだ。

 

そうそう、支障がないといったのは、私は今、会社に属していないためだ。

 

クビになったわけではなく、自主退社した、というところが、自分的にはなにかこう、自分で歩いている感があるのだが、

 

端から見ると、とてもそんな気持ちのいいものではないだろうと思う。

 

わかってはいるのだが、もう後戻りも出来ないことなので。

 

不可逆のジレンマは今に始まったことではないのである。

 

昨日は遅くまで、各方面に連絡をしていた。

 

「日本に帰ってきました。」というメール、LINEを何回したことか。

 

いや、その文章は何回したか数えられるくらいだが、返信というものがあるので、

 

その何回か分に×10くらいはやりとりをしたと記憶している。

 

深夜で、アルコールも入っていたので、おぼろげだが、こんなかんじだった

 

「帰ってきました。」

 

「え?うん、おかえり。結構仕事はやく終わったんだ?」

 

「え?なんのこと?」

 

「え?何が?」

 

「あー、えっと、俺、旅行に行ってて、今帰ってきてさ」

 

「あ、そうなの。いいなぁ、社員旅行とか、この時期に行けるとかw」

 

「あー、じゃなくて、まぁ、いいか。お土産渡すから、今週空いてる日ない?」

 

「仕事によるけど、日曜日だったら空いてるかも」

 

「じゃあ土曜日にでもまた連絡ちょうだい」

 

「わかった。じゃあおやすみぃ」

 

・・・・・・。

 

なにが悪かったのか。

 

想像するに、おそらく、「帰ってきました。」の前に「日本に」をつけなかったのが悪かったのだと思う。