スペイン旅行記 12日目。 行きつけの カフェ 時々 バル
4月12日
シウタデヤ公園で勉強。
バルセロナに来て、約2週間が経つ。
お気に入りのカフェ、というかバルもいくつか出来た。
いつも同じような時間帯に訪れるものだから、店員さんもこちらの顔を覚えてくれたようで、
「Holla ー」
と、声をかけてくれる。
私も同じように「オラ~」とうつ伏せ気味に言葉を返すのだが、どうもその後が続かない。
しかも店員さんが私の返事に対して、どういう表情をしていたのか、思い出せないのだ。
後になってわかったことだが、どうやら私の顔が下を向いていたため、表情どころか、返事を返していたのだどうかすら怪しいところなのである。
もしかしたら、困った客だな、と訝しんでいたかもしれない。
こいつここが気に入ってないなら、なんで毎日来やがるんだ、と、異国の地の顔をした挙動不審者を怪しんでいたかもしれない。
こういう風に思われないように、と懸念していたことが、まさかの逆効果だったわけだ。
逆効果とは、また自分勝手な思い込みだが、まぁ、そこを議論しても結果は出ているので、しょうがない。
与えてもいないのに効果がどうかなんて、考えないようにしよう。
しかし、またあの地に戻って、今度はフレンドリーに、それこそ、現地で友達を作ろうなんていう考えを持っている私なので、
ここはまた、スペイン語の勉強などを遅まきながら、やってみようと思う。
以下、今日覚えようと思ったフレーズだ。
「Gracias .」 ――― ありがとう。
グラシアス
「De nada .」 ――― どういたしまして。
デ ナダ
「No hay de que’ .」 ――― どういたしまして。
ノ アイ デ ケ
「A usted .」 ――― どういたしまして。
ア ウステ
「A ti .」 ――― どういたしまして。
ア ティ
どういたしまして、だけで、こんなにあるのが、スペイン語なのだ。
きっとニュアンスなんかで、使うフレーズを変えるのだ、と、捉えている。
ニュアンスなんて横文字を使うのは久しぶりなので、ちょっとその意味を調べることにしようと思う。
言葉を使うとはなかなかに難しいものである。